研究のために開発した3つのアプリです

どのアプリの開発も,時間をかけた思い入れのあるものです。
一見それぞれのアプリの目的は異なっているように見えますが,実は根っこにある問いは共通しています。

ABMT[ 特設Webページ ]

注意バイアスの測定と修正トレーニング

メタすけくん[ 特設Webページ ]

目標達成のためのプランニング支援

PCブラウザ用くじらーにんぐ(参照:澤山・寺澤,2014

2011年度と2012年度に実施した実験からは,SNS的な機能を稼働させる「繋がり学習条件」では,稼働させない「単独学習条件」と比較して,1ヶ月にわたって学習量の減少が抑制されることがわかりました。近年は,スマートフォンでの実験を進めています。

図1:単独学習条件

図2:繋がり学習条件



偶発学習システム

1回でも多く,学習回数を増やすにはどのような仕組みが効果的でしょうか。研究をしながら思いついた学習システムです。

スマートフォンの通知を活用した学習システム -Twitterへのbot自動投稿を利用して-
潜在記憶(一夜漬けの効果を排除した実力レベルの学習)の積み重ねには,学習時の記銘意図が大きな影響をもたないとされています。すなわち,偶発学習(※)であっても,十分な学習効果が期待できると考え,スマートフォンの通知ダイアログを活用する学習システムを考案しました。(2016.6.23追記):最近ではTwitterのbotを活用した学習用アカウントは,すっかり一般的になった感じがあります。

※この学習方法における「偶発」の意味は,1.学習時に記銘意図が伴わない(可能性がある),2.学習のタイミングが偶発的,の2つがあります。

  • 設定方法(iPhoneの場合)
    1. [設定](アプリ)→[通知]→[Twitter]→(通知センター:ON,表示:最新10件,通知のスタイル:バナー or ダイアログ,サウンド:オフ)
    2. [Twitter](アプリ)→[通知したい特定のbotのアカウント画面]→[人型のアイコン]→[通知を設定する]
    3. [Twitter](アプリ)→[自分のアカウント画面]→[歯車のアイコン]→[設定]→[通知]→[ツイート]→(ツイート:ON,通知したい特定のbotのアカウント:ON)

  • 自分で約一ヶ月間使用してみての感想(経過報告)
    • 自分の場合は,大学院(博士後期課程)受験のための,英単語約1500を,5ヶ月で覚えないといけないという焦りがあり,5分に1回つぶやくというかなり高頻度のbotを通知に設定しています。
    • ミニゲームをしたり,掲示板を見たり,息抜きをしている時に,パッとダイアログが出てくると,「あっ勉強しないと…」と気付きを促してくれます。
    • 学習効果については,単語を見て,意味がわかるというところまではまだきていませんが,少しずつ既視感が強くなってきています。


    図3:スマートフォンの通知を活用した学習システム画面例



    ブラウザを利用した語彙学習システム
    語彙学習では,学習回数が極めて重要な指標であると考え,手軽にフラッシュカードのように,英単語を次々と表示させるシステムを作りました(図2参照)。iPadなどのタブレット端末で表示して,リビングなどに置いておけば,据置の偶発学習(※)環境になります。


    ※この学習方法における「偶発」の意味は,1.学習時に記銘意図が伴わない(可能性がある),2.学習のタイミングが偶発的,の2つがあります。

  • ウィンドウを常に最前面に表示するには...
    • StayOn(フリーソフト/Windows)

    図4:ブラウザを利用した語彙学習システム画面例